遡上を追って~part.2~

2011年08月30日 13:49

久々の雨に潤った川。




夏が最後の踏ん張りを見せた、暑い1日でした。


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約一週間、ダラダラと降り続いた雨。
お盆期間が終わりやっとゆっくりできても増水で釣りにならなかったりで、今週やっと釣りに行けました。

この日の前々日くらいにたけちゃんが好調な河川情報を教えてくれたので、その好調な某河川へ。




まだ水量が多く押しが強いのでバルサ山夷をチョイス。
表層の強い流れの下に潜ってしっかりと泳ぎ浮き上がってこないのでとてもいい感じ^^
しかし途中でボサ下の沈んだ枝に引っ掛かりロスト。笑 流れがキツくて回収できなかった・・・。泣

増水の恩恵もあり反応は良い。が、アプローチの段階で気を抜くと正直に魚は反応しなくなる。
そろそろ魚達もピリピリしだしたみたい。

でも、一つ一つの行動に気を付けていれば20~25cmくらいのヤマメが各ポイントからボコボコ釣れるお祭り状態。笑








大物には喰わせる事が出来なかったけど、短い区間でそれなりに楽しめたので気持ちよく退渓。
たけちゃん、情報提供ありがとうございました!


次に移動した川は完全に遡上を追う事を目的でチョイス。

上流部に入渓するも反応がほとんど無い。
入渓点にあった新しいタイヤの轍が気になっていたが、やはり先行者が入った後だったか・・・。笑
足跡もバッチリ確認。。。


しかし区間の中間まで来てしまったので、脳内会議の結果竿抜けを狙う作戦にチェンジ。
竿抜けを狙うといっても竿抜けしてるポイントを狙うのではなく、ポイントのレンジの竿抜けを狙う作戦。

私の勝手な予想だと、大概のポイントはある程度同じレンジしか攻められていないと思う。
お気に入りのルアーをメインに使い、そのルアーが泳ぐレンジしか攻めずに次のポイントに進む方がほとんど。
実際に私もいつもそうです。笑
勿論ルアーを変えたり重りを付けたりして、くまなく探る方も沢山いると思います。

1つのルアーでもある程度レンジは変えれるけど、それでも攻めきれていないレンジやスポットはあるはず。
フライや餌だって同じだと思います。

という事でルアーを蝦夷ディープにチェンジし、淵や白泡の下や釜の底を慎重に探っていきます。
時には瀬もディープで探ってみたり。

すると好反応とはいかないまでも、今まで底に付いていた魚達が反応してくれます。
食わせることはできなくとも、確かな手応えを感じながら訪れたとあるポイント。


ブッツケの淵。
流れ込みの反転流で出来た緩みから一気にディープを沈み込ませ軽くアクションをかけると淵の底で反転する魚体が見えた!
と思った瞬間にズン!と重いバイト。

淵の底をディープと共に走り回る魚をなんとか誘導し、無事キャッチ成功。




尺ジャストのうっすらと婚姻色の入ったパワフルなヤマメでした^^
この写真を撮影した直後逃亡されてしまったのが心残り。笑

やっと出逢えた今シーズン初の尺ヤマメ。
君は遡上中だったのかな?笑


このポイントを最後に、時間もお昼になったので終了。
照りつける日差しを背に歩く林道がとても気持ちよく感じた日でした。




ちなみにこの川はまだ本格的に遡上が始まってる気配はありませんでした。
虻も勢力が中々衰えてこないし、やはり季節の進行が少し遅れているのかもしれません。

いずれ日本の美しい四季が無くなってしまう日が来るかもしれませんね・・・・・。



忙しなく過ぎた夏も終わろうとしています。











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