開拓釣行③&④

2013年04月05日 16:58

今回も開拓釣行。




恵みの雪代、敵となるか味方になるか。


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最近は暖かくなり雪解けもどんどん加速していますね。
地元河川も常に増水傾向にあり、春の訪れを肌で感じています。

今週の初め、友人であり釣友でありブログ仲間のくろねと一緒に沢開拓してきました。


誰かと約束しているときは寝坊せず起きれるので、この日は時間通りに出発。笑
前回開拓した区間の更に上流の区間を今回開拓します。




寒暖差で締まった雪の上をひたすら歩く。
前回の開拓時よりも大分楽に歩く事ができました。

と言うか、本人はシムスのバックパックを重装備と言ってましたが、実際目にしてみると全然そんな事は無く、丁度言いサイズでかなり機能的に見えます。しかもスラリとした体型の彼が背負うとまた似合う。
全然アリだと思うし、むしろこっちの方が機能的で活躍する場面も多々あるかも。




朝日が昇る中釣り開始。今年に入って一番気持ち良い朝だった。笑
反応は中々無く、開始して1時間半で退渓するまでの間にあったチェイスは2回。

どちらもかなり追いが渋く、1匹目はボウイに変えて追いに火が付き、次でいけると思った次のキャストでタナを若干下げたら底に沈んだ枝を釣る。笑
2匹目は完全に自分の誘いのミス。しかしこの2匹目が最高に綺麗なヤマメだった・・・・!
紅ヤマメのような赤をまとったヤマメ。口先にフックが触れてしまい、2度目は無かった・・・・。

しかしまだまだ先があると期待を膨らませた瞬間に急に川に濁りが。




後々地元に住む釣り仲間の方から話を聞くと、上流で結構規模の大きな崩落があったとの事。しかもこの日に。笑
おそらく私たちが釣りしている時に崩れたのでしょう。
タイミング悪ければ崩落に飲まれてた可能性もあったし、退渓が遅れていれば鉄砲水が出た可能性もありました。

山の恐ろしさを強く感じた出来事でした。


それにしても紅いヤマメに出逢ってからにしてほしかった・・・。
それとも釣れなかったのは「川から上がれ」ってヤマメからの警告だったのかな?笑
雪代が収束するまでは濁り入ってるだろうなぁ・・・・・・。

その後は色々と近隣河川を探るも、稚魚サイズ一匹で終了。
でも釣果は関係なく、友人との釣行を解禁できたので楽しかったです。くろね、また行きましょう!


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そしてその2日後。

早朝に出発し、前回の沢へ。
この時はまだ崩落していた事実を知らず、気温の上昇による濁りか崩落かどちらかだなと予測して向かっていたのですが・・・。
到着すると激濁り。そしてこの日にその地元に住む釣り仲間の方と偶然川で出逢い、その事実を知ったのでした。


紅いヤマメに出逢う事を期待をしていたので、かなりテンションダウン。
移動時間も使ってしまい1度は帰ろうかと思いましたが、後回しにしていた沢をこの日開拓する事に。


某ダム湖に注ぎ込む沢。
この時期はアクセスが結構大変なようで、沢に入るまでに一苦労。急斜面をうっかり落ちたら冷たいダム湖に直滑降という恐怖の入渓ルートをゆっくりと進み、なんとか入渓。



知り合いの餌釣り師の方の話を聞くと結構細い沢でルアーだと厳しいと聞いていましたが、実際に自分の目で確かめて正解でした。
全然釣りになります。むしろこれより細くてボサが凄い沢で釣るのは、おまつさんに鍛えられました。笑



両側が切り立った断崖で形成されたこの沢。
立地的に日当たりが悪いのか、まだまだ残雪が多い。上を見ると今にも落ちてきそうな雪塊や石が沢山あって何とも心細い。笑

しかし小さなポイントからはイワナが元気に顔を出す。



このイワナより更に大きい、尺くらいのイワナが釣れるも撮影前に逃亡。
しかも逃亡先がこんなとこ。



ジャンプで脱走し、蛇のようにニュルニュル~っと奥へ。笑
正拳突きで雪の上から穴を空け捕獲を試みるも、ずっと奥へ逃げてしまいました。

ふん!そのまま乾いて熟成されてしまえ!!爆




その後間も無く、沢の上に雪が大量に残っていた為終了し、また恐怖のルートを通り無事車へ到着。
河川を移動していると、Jerk・Mさんと遭遇!

かれこれ30分ほど、美ヤマメ美イワナについて語り合う。笑
お話した素晴らしい沢に今シーズン連れて行ってくださいね!楽しみにしています^^


で、残り1時間半。さてどうしようかと悩み、結局地元河川へ。



到着すると激しい雪代。笑
でも移動時間も勿体無いくらいの時間だったので、雪代に負けじと釣り開始!

雪代が苦手な方結構多いみたいですが、個人的には結構雪代好きなんです。
雪代が大量に出始める頃には、もはや魚は低活性から徐々に活性が上がってきますし、魚がバイトし易いタナまで落とすことが出来れば、一見釣り不可能に見える表層の流れの下で果敢にチェイスする魚も結構居ます。

どうにもならない流れの中にも、実は攻略の糸口になるポイントや緩みが結構存在すると私は思っています。

大きなイワナもこの時期はかなり動きますからね~。





そんな感じで攻略の糸口を探しながら進むと、結構好反応。





岸が少なく、水辺で撮影できなかった写真が多々あります。


1度現れた良型は掛け損ねましたが、それでも撮影しなかった魚や撮影前に逃げられた魚も含めると沢山のイワナやヤマメと逢うことが出来ました。
ですが元気が良いのはこのサイズの魚達。

この時期に沢山の魚と遊べてとても楽しかったですが、もっと気難しくて狡猾な魚をこの時期に釣りたいもんです。



週末から週明けにかけて爆弾低気圧が通過しますね。
雪代が出まくって、大変な事にならないといいけど・・・・・・。


私も含め来週釣りに行かれる方は、雪崩や急な増水に十分に注意して下さいね!







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